そろそろ終業式。子供達が通知表を持って帰りますね♪
「よくできる」に〇がついているとひと安心。できる・もうすこしに〇がついているとガッカリ・・・。
何だか今まで「〇」の数に一喜一憂して、通知表をみてどう活かすか?なんて考えたこともありませんでした。
しかし、今の担任が通知表ごとの項目で注意すべきは「何を伸ばしてあげるかを考える事」と教えてくれました。
今日は、小学生の通知表の正しい見方・何を基準に評価されているの?子供の苦手に気づける4つの項目をお話ししていきます。
ぜひ、お子さんの通知表と比べてご覧ください♪
小学生通知表の見方!評価の基準値は?
子供達の通知表に、「よくできる・できる・もうすこし」の3段階の評価に分かれていると思います。
親の評価基準値
- よくできるだと、あぁ~よかったとりあえず平均よりは上ね~
- できるだと、まぁ半分できていればいいかな~
- もうすこしだと、うちの子コレダメだ!苦手なんだ!
と思いがちではありませんか?
実際の評価の目安はもっと高くて
実際の評価基準値
- よくできる・・95%以上
- できる・・95%~75%
- もうすこし・・75%以下
よくできるってすごい評価なんですよね!
できるも75%以上わかっていないと評価されないので、決して落ち込むところではなくさらに成長できる伸びしろがあるということ
もうすこしは75%以下ということは、7割以上は理解できている子と2割以下の子も同じ評価だということで、着目すべきはこの「もうすこし」をどう伸ばしてあげるのか?という事なんです。
通知表の評価対象はテストだけじゃない!
通知表の評価対象は以下の6点です。
- 授業態度
- 宿題提出率・正確性
- ノートの書き取り
- ワークシート(プリント)
- ワークテスト
- 作品
この6点を総合的に評価して成績をつけていきます。
いつもテストで100点だったとしても、5番のワークテストの評価はあがりますが、それ以外の評価に響くことはありません。
子供の苦手に気づける4つの項目
通知表の各教科項目が4つあります。項目ごとに評価されることが違っています。
小学3年生の成績表の項目別詳細を例にとってお話しします。
項目①関心意欲態度
子供達が取り組む姿勢をを評価しています。学習に興味をもっていないと自分から進んで取り組めないですね。
- 工夫しながら話したり聞いたり書いたり、意欲的に調べたり、関心を持ち進んで学習をする。
- 関心を持ち見出したことを生活に生かしている。
- 忘れ物・宿題の提出率・丁寧さ
- 自ら表現する意欲がある
- 決まりを守り協力し合いながら取り組む
項目②考える力
問題から解決策を考える力がもとめられています。関心を持ったことを実際に解決に導く力が要求されます。
- 相手や目的に応じ道筋を立てて話したり話の中心に気を付けて聞いたりする
- 地域社会の事柄から問題を見出し、その特色について考え表現する
- 数量や図形ついて道筋をたてて考え数学的な考え方の基礎を身につける
- 異なる点・共通な点をについて表現し解決する
- 表現したいことを考えて素材を活かして表す
- めあてをもち工夫して活動できる
項目③技能
習ったことを実際に活用できる技能が身についているか。テストの点数やワークシートの点数も評価の基準になります。
- 内容の中心をとらえたり、段落相互の関係を考えながら本や文章を読む
- 観察や調査から必要な情報を集めて読み取ったりまとめたりしている
- 計算・図形・数量の関係を表したり読み取ったりする技能を身につける
- 観察・実験からその過程や結果を記録する
- 感じたことを実際に形にできる表現・技能がある
- 運動を楽しむための基本的な動きや技能を身につけている
項目④知識・理解
学習したことを知識として理解できているか。知識・理解を応用していけるかが重要になってきます。
- 言語の特徴やきまり、文字の使い方などについて理解し、文字を正しくていねいに書く
- 地域社会の特色人々の生活の変化や働きなどの理解をする
- 数量や図形について意味や関係などのを理解する
- 自然事象のきまりや性質、かかわりについて実感しながら理解する
- 特徴を理解し、表現の漢字の違いをとらえたり面白さを感じ取る事が出来る
- 健康的な生活について課題解決の役立つ基礎的な事項を理解している
通知表の見方のまとめ
2020年度から学習指導要領が変わるため、技能・知識・理解以外の評価枠が拡大されています。
「成績がいい子」の概念が変化していきそうです。
さらに家庭学習の定着が大事になってきます。
これを機に、家庭での学習方法の見直しをしてみるといいでしょう。
我が家では息子にどの学習法が合っているのか?いくつか通信教育を続けてきました。
実際に学習してわかったことや特徴をまとめてあります。ぜひご覧になってください。
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