小学2年生の2学期からスタートする掛け算の授業。
掛け算の文章問題って、かける数と掛けられる数の順番が決まっているんです。
算数のテストでは式も採点基準。掛ける数と掛けられる数を理解していないと100点は難しんですね。
お子さんの中には、なんとなく合っていた♪って子も多いと思います。ただ、「なんとなく」のままは危険!発展問題や分数・少数の掛け算に応用できなくなっちゃいます。
私も「どっちでもいいんじゃないの~派」ですが(笑)子供と一緒に答えを導き出しました。よかったら参考にしてください♪
掛け算の文章問題順序の教え方
掛け算の文章問題でポイントになるのが、「1つ分の数がいくつ分ある?」
- 1皿に3個ずつが4皿分ある。3×4
- 1袋に3個ずつが5個分ある。3×5
- 1クラスに30人ずつが4つある。30×4
といった式になります。これを逆に考えてみると、
- 6×3で、1つ分の数は6、いくつ分の数は3です。
- 4×5で、1つ分の数は4、いくつ分の数は5です。
- 2×9で、1つ分の数は2、いくつ分の数は9です。
このように、1つ分の数がいくつ分ある?を常に意識して問題を解いていくと多少のひっかけ問題にも応用できます。
掛け算順序・基本問題
基本問題1
あめを1人に2こずつ5人に配ります。あめは全部で何個いるでしょう?
1人【 】こずつ 【 】人分?
1人に【2】こずつ 【5】人分。
式 2×5=10
答え 10個
基本問題2
問題 子どもが2人います。あめを1人に5こずつ配ります。あめは全部で何個いるでしょう?
1人【 】こずつ 【 】人分?
1人に【5】こずつ【2】人分
式 5×2=10
答え 10個
このように、文章問題のなかで数字が逆にでてきても、『1つ分の数が何個分いるか?』を忘れなければ、ひっかけ問題にも対応できます。
掛け算順序・発展問題
それではちょっと発展問題に取り組んでみましょう。
いちょうのはを、1人7枚ずつ集めます。9人では何枚集まるでしょう?
式 7×9=63
答え 63
1人が何枚ずつ集めるかと考えます。
あめを8個、ガムを9個買いました。あめは1個6円、ガムは1個7円です。全部で何円でしょう。
式 6×8=48 7×9=63 48+63=111
答え111円
問題文で数が出てきた順に、8×6・9×7 としてしまいがちですが、6円が8個分、7円が9個分。ここに気を付けましょう!
まとめ
掛け算の文章問題は『1つ分の数がいくつ分あるのか?』がポイントになります。
毎日色々な場面で掛け算を使う事がありますよね。でもそんな事意識したこともなく(笑)どちらかというと、九九の言いやすい方に変換しちゃってたり、大人になるとダメですね~(*´ω`*)
このブログでは、勉強の悩みについて記事にしています。ぜひ参考にしてみてくださいね♪