子供が小学生の高学年になってくると、自主学習ネタもそれなりのレベルのものが要求されますね。
子供から「何か良いテーマない?」と聞かれて「う~ん…」と悩んでしまっているママのために、今回は学校の社会に通じるテーマ、人工林の役割についてご紹介したいと思います
ぜひ自主学習ネタの1つの参考にしてみてください♪
人工林っていったい何?
まず最初に「人工林」っていったい何?という疑問から解消していきましょう!
人工林とは人間の手で苗や幼木を植えて作っている林のことを言います。
自然そのままの林とは違い、しっかり手入れをして管理をしています。
人工林は個人的に所有しているケースの他に、国や自治体が管理しているケースもあります。人工林に対して、人間が手を加えていない自然の林は天然林と呼びます。
人工林の役割とは?
わざわざ手間をかけて人工林を作るのは意味があります。人工林の主な役割は以下の通りです。
①国産の木材を確保するため
国土が狭い日本では建築や家具などを作るための木材は外国からの輸入に多く頼っています。人工林は質の良い国産の木材を確保するためにとても重要な事業になっています。
②荒地の有効活用
また山林はただ所有している状態ではどんどん荒れ果ててしまいます。適度に伐採などを行わずにいると、光さえも入らない鬱蒼とした未開の山になってしまいます。荒地の有効活用方法としても人工林は大きな役割を果たしています。
③土砂崩れなどの防止
全く手を加えないのも問題がありますが、その一方で無計画に伐採をしてしまうのも考えものです。地盤を支えている植物がなくなってしまうと、土砂崩れや地滑りが起こりやすくなります。人工林は災害の発生を防止する役割も担っています。
人工林に植えるのはどんな木が多いの?
人工林に植える木は、日本の気候に適した木を植えるのが一般的です。
多いのはヒノキ、杉、松の木などですね。これらの木は日本でも人気があり、住宅の材料、家具、木工用品など様々な物に加工されます。
【自主学習ネタ】人工林の役割 まとめ
人工林は国土が狭い日本にとっては木材を確保したり、防災上とても重要な役割を担っています。
木材の加工品を使う時はぜひその材料について調べ、考えてみるのも楽しいですよ。