受験を控えた中学生にぜひおすすめしたいのが、高校の文化祭見学です。でも中学生が高校の文化祭を見学に行くときって制服なのか私服なのか、ちょっと迷いませんか?
実は我が子もかなり迷いつつ参加した過去があります。中学生が高校の文化祭に行く時は、制服と私服どちらがよかったのかということを、経験談を交えつつご紹介していきたいと思います。
また、中学生が高校の文化祭を見学するときに知っておくと良いポイントも解説していきます。ポイントを知ってから見学に行くと、受験校決めの際とっても役にたつので、ぜひ最後までご覧くださいね。
高校の文化祭に行く中学生は制服と私服どっちが正解?
中学生が高校の文化祭に見学に行くとき、制服と私服どっちがいいのかの回答はズバリどっちでもいい!です。
中学生で高校の文化祭の見学に行く方の多くは受験生。あの高校ちょっと気になるから見てみたい、なんて時ですよね。
でも受験する高校に私服で行ったらもしかして落ちちゃうかも!なんて心配をされている方もいるのではないでしょうか?
そんな心配はいらなので安心してくださいね。私は息子の受験のために何校も高校の文化祭に行きましたが、沢山の方が来場する文化祭でそこまでチェックしている高校はありませんでした。
ただ派手すぎたりあまりに乱れた格好は、悪目立ちしてしまうので控えた方が無難かもしれませんし、心配なら制服で行っても全く問題ありません。
高校の文化祭は、カチッとした雰囲気の学校説明会と全く違いますよ!賑やかで生徒の活気あふれるイベントなので、ぜひリラックスして参加してみましょう。
高校の文化祭に行く中学生が見学前に知っておくべきポイント3選
実は高校の文化祭は子どもの受験校を決める、とっても重要な情報が詰まったイベントでもあるのです。
ただ漫然と参加したら実にもったいない!せっかくだから楽しみつつも、沢山の情報をゲットするためのポイントを3つご紹介していきたいと思います。
見学前に知っておくべきポイント①持ち物
まず高校の文化祭に必要な持ち物は、上履き・お金・エコバックの3点セットです。
上履きに関しては土足OKの学校もありますし、忘れてもスリッパを貸してくれる場合がほとんどですが、一応持っていくと安心です。
次にお金ですが、お祭りの雰囲気に浮かれてついつい財布の紐がゆるんじゃう方が多いようですね。
農業系高校だと野菜販売や自分達が作った作物で本格的なカレーを作っていたり、普通高校でも若者らしい斬新な出店やイベントがあったりして…。
高校生なりに工夫をしてがんばっている姿を見ると、つい親としては応援したくなっちゃうんですよね。
そんなかんなで買いすぎて両手がいっぱいになるので、ちょっぴり大きめのエコバックを持っていくといいですよ。
余談ですが、息子はある高校の文化祭の出店で売ってたメロンパンアイスを食べて、「ぼくも高校でこういう活動がやりたい!」と熱く思ったそうです(笑)
もちろん他にも受験校決定の要因は沢山ありますが、決め手の一つになったようですよ。
見学前に知っておくべきポイント②受験生向けのイベント
文化祭の中で、受験生向けのイベントが開催される場合もあります。例えば個別相談会だったり、生徒会による学校案内などです。
さきほどは服装に関して制服でも私服でもどっちでもいい!と断言しましたが、受験生向けイベントに参加する場合はアンケートなどを記入する場合があるので、制服の方が安心かもしれません。
私と息子も生徒会の生徒が学校を個別で案内してくれるイベントに参加したのですが、在籍生徒と直接話せるチャンスは貴重ですよ。
学校の雰囲気や定期テスト、部活の様子など生の声が聞けるし、思わぬ本音がポロッと漏れたりすることも…。
ちょっとしたことですが、息子が高校選びをする際の判断材料の1つになったなあと後々思ったものです。
見学前に知っておくべきポイント③学校の雰囲気チェック
高校の文化祭の見学に行った時、実はイチバン大事なのが我が子が楽しめているかどうかということです。
もちろん高校見学会でもわかることなのですが、実際に在籍する生徒の表情や会話、先生と生徒のやり取りなどから、生の雰囲気が伝わってくるんです。
偏差値とか部活とか目に見えるものでない、自分にとってしっくりいってるかどうか、いわゆる肌感を感じることができる場なんですね。
後々思い出すと、息子は受験した高校はじっくりゆっくり見学していましたが、受験しなかった高校は通り過ぎるようにサッと見学を終えていました。
また出店のかわいい生徒さんに「この学校チョー楽しいよ~」なんて声掛けされて、息子はちょっぴり気恥ずかしい表情で笑っていました。
何気ないことですが、後々の受験勉強のちょっとしたモチベーションにも繋がったようです。
高校の文化祭に行く中学生は制服と私服どっちが正解?まとめ
中学生が高校の文化祭に行く場合の服装や持ち物、チェックポイントなどについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
中学生が高校の文化祭に行く場合は、制服でも私服でも全く問題はないですが、受験生向けのイベントに参加する場合は制服の方が無難です。
また高校の文化祭を、ただのお祭りと侮るなかれ。受験先の生の雰囲気や、受験校決定の判断材料が得られる、情報がたっぷりとつまったイベントなんです。
ちょっと意識を持って我が子の表情を見てみましょう。なんだか熱量を感じたり、じっくりと見学する様子が見られたら、もしかしたら第一志望校になるかもしれませんよ。
楽しいけれど楽しいだけじゃない高校の文化祭。今秋は親子でぜひ一緒におでかけしてみてくださいね。