そんな悩みを持っている中学生は多いと思います。私も子どもと携帯のことでたくさん話し合ってきました。
自分でバイトできる年齢でもないし、ここは親に頼むしか方法はないですよね。
そこで、この記事ではスマホを買ってもらう方法を一緒に探っていきます!
スマホを買ってもらうためには、中学生はどのように親を説得すればいいでしょうか。
【スマホを買ってもらう方法】親には5つの心配事がある
まず、親も子どもに対して心配していることがあるんです。
- 成績が下がるのが心配
- 携帯を持つことで、家族の会話が減る
- 寝るのが遅くなり、寝不足になる
- ネットから犯罪に巻き込まれないか心配
- LINEなどのSNSからいじめが発生する
どれも1回は親から言われたことありませんか?
では、この5つの心配事の解決案を一つずつ考えていきましょう。
成績が下がるのが心配
親にスマホの話しをすると、最初に言われることがこの言葉だと思います。
なぜなら、スマホを持つと動画を見たり、ゲームをしてあっという間に時間が過ぎて行ってしまうんですよね。
テスト期間中も時間が出来ると携帯が気になる。そうすると勉強時間が減ります。
周りの友達を見ていて、どうでしょうか?
【解決方法】
- どのくらいの順位にいたいのか親と話す。
- テスト前は決めた時間以外、親に携帯を渡す。
- 順位を下げてしまったら携帯は没収。
- 辞書アプリや勉強に役立つアプリを取り入れる
中学生にとって、この先を決める大切な時期だからこそ、誘惑に負けない自分を見せることが、携帯を買ってもらうことへの第一歩です!
このくらいの覚悟なんだ!という気持ちを見せましょう。
また、テストの目標順位を話したとき、親から無理なことを言われるときがあります。
「学年50位くらいなのに、5位以内に入れば買ってあげる」などと言われたら、まずは怒らないこと。
そして、あらかじめ決めておいた「今の自分で目指せる順位」を話すといいですよ。
ポイントは感情的にならないことです。
携帯を持つことで、家族の会話が減る
学校から帰ってからずっと携帯ばかりいじって、家族の会話が減ってしまうのは親にとって寂しいことでしょう。
中学校に行く回数も小学校よりは減るし、クラスの人数も増えます。
お母さんやお父さんが学校の様子を聞いてくることもあるでしょう。
そんな時に携帯をいじっていては、話になりません。
【解決方法】
- 食事中はスマホに触らない。
- お父さん、お母さんの質問には目を見て答える。
- スマホはリビングに置き、自分の部屋には置かない。
「そんなことないよ。」の言葉は残念ながら通じません。そうなる可能性が高いからです。
そして重要なのは、「これを守るから買って」はまだ言わないことです。
なぜなら、まだ親からみて「これなら大丈夫かな」と信頼を得てない状況での「買って」は通らない可能性が高いからですよ。
あくまでも自分もルールを考えていますアピールをしましょう。
寝るのが遅くなり、寝不足になる
友達とLINEをして話していたり、夜遅くまでゲームをしていると目が冴えて眠れなくなると聞いたことはありますか?
これは携帯に限ったことではないですよね。ゲームでも同じです。
成長期はたっぷり睡眠をとり、身体を休ませることで成長ホルモンが出ると言われています。
親は、子どもの成長の邪魔になるものは出来たら与えたくないものです。
【解決方法】
普段の生活でも寝不足にならないように寝る時間を決めましょう。
ネットから犯罪に巻き込まれないか心配
今の時代、SNSから知らない人と接する機会が多いですよね。
SNSで知り合った人と会って、事件に巻き込まれたと新聞やニュースで流れています。
親はもしも自分たちの子どもだったら…と、不安になるんです。
他にも悪いことに巻き込もうとする大人がいるのは知っていますよね?
【解決方法】
- 何があっても現実で会うような約束はしないこと。
- もし、怪しいことがあったら必ず親に相談すると約束しましょう。
LINEなどのSNSからいじめが発生する
これは、実際に私が子どもの中学校の懇談会で、先生から何回も言われたことです。
そして近いところで起きている事実でもあります。
LINEでグループにいない子の悪口を言ったり、既読が付いたのに返信してくれない!などからトラブルになることもあります。
親としては、そもそも携帯を持っていなければ巻き込まれないだろうと思います。
しかし、携帯なんてなくても、友達とケンカすることはあるでしょう。
また、それを乗り越えて親友のように仲良くなれる場合もあるのです。
こればかりは、子どもと友人の問題なので親にどうにかしてあげられることではないのです。
【解決方法】
- 友人との間で何か困っていたら必ず親に相談すると約束する。
- 残るもの(メモやLINEなど人に見えるところ)には悪口を書かない。
いかがでしょうか?親が心配していることを5つ紹介しました。
どれも親が子どもの事を考えて言ってる事ですね。
- 将来に向けて今勉強して欲しい。
- ぐんぐん成長して欲しい。
- 子どもの成長過程で傷ついて欲しくない。
これでおおよその親の考え方が分かりましたね?
では次に、スマホを買ってもらうためには、中学生は親をどのように説得したらいいでしょうか?
スマホを買ってもらう方法中学生が親を説得するには?
感情的にならず話し合う
親を説得する上で一番大切なのは、感情的にならないということです。
親が感情的になるんですが…。と言う方もいるかもしれません。
じゃあ理屈を言えばいいの?と言うと、それもまた「生意気な口きいて」となりそうですよね。
じゃあ、どうすればいいのでしょう?
結論から言うと、話し合えばいいのです。
「うちのお母さん、話し合いなんて出来ないよ。」と思うかもしれません。
しかし、諦めたらそこでスマホを買ってもらうまでの道のりは終わりですよ。
頑張りましょう!
話し合うときに大切なことは、「中学生がスマホを必要な理由」をきちんと言えるようにしておくこと。
私の例をお話しますね。
「部活の連絡網として活用」
子どもの部活の友達同士でLINEでグループラインを作り、日程や持ち物の連絡をしていました。
最初は、私の携帯でLINEを一緒に使っていたのですが、母が仕事でいないときもあり急な変更を知らなくて子どもが困った事がありました。
そこで、初めて子どもにスマホを持たせた方がいいのかも…と考え出したのです。
このように、実際スマホがなくて困った例などをあげると親には効果的です。
それから、「どうして買ってもらえないのか?中学生にいらないと思う理由」を親に聞いてみるのもいいでしょう。
そこから自分に出来ることを見つけて、「じゃあこうしてみるからどう?」とお互いの意見をすり合わせしていくことが大切だと思います。
このスキルは大人になってからも大切なスキルになりますので、ぜひやってみてくださいね。
スマホを買ってもらう方法まとめ
いかがでしたか?スマホを買ってもらう方法と中学生が親を説得する時に大事なことを考えてみました。
これ全部を守れるのは優等生だけだよ~と、思うかもしれませんね。
しかし、全部を守る必要はないのです。
まずは親に「どうしてスマホが必要なのか?」を自分なりの言葉で話してみましょう。
「親が心配している5つの事」に書かれたことが条件に出されることが多いので、そうしたら解決方法のような答えを参考にすればよいと思います。
何より、親と言っても自分と同じ人ではありません。年齢も経験も違うので考え方が違うのが当たり前です。
1つずつお互いの意見を合わせていく事が、スマホを買ってもらうために1番の近道ですよ。また親子関係も、より良い関係になると思います。
ぜひ試してみてくださいね!