調べてみると、なぜ緑を青っていうか?いつからなのか?誰が最初に言ったのか?
子供がへっ~♪って言いたくなる理由が隠されていました(^^)/
それではご紹介していきます。
どうして緑なのに青信号っていうの?
一番初めに信号が作られたとき「緑信号」って決めたんだって!でも昔の人は「緑」より「青」の方が馴染みやすいから、新聞社の人が「青信号」って書いたら、みんなに広まったんだって♪
日本で最初に信号が作られたのが1930年。子供達のひいおじいちゃん・ひぃおばあちゃんが産まれた頃。2018年時点で88歳。
この年に日本で初めて「日比谷交差点」に設置されました。
この時の交通法でも「緑信号」と表記されていました。
しかし、信号機の設置を紹介する新聞記事に「緑」よりも馴染み深い「青」に置き換えて紹介されたので、次第に「青信号」となっていったようです。
今の時代ならテレビ・ネットで間違いに気づけていたのかもしれませんが、1930年は昭和5年。
テレビもネットもない時代。
新聞が大事な情報ツールだったため、誰も疑いもしなかったんでしょうね。
では、どうして昔の人は「緑」も「青」と言うのか?ご紹介します。
どうして緑も青っていうの?
平安時代より前の日本では「緑」という表現がなく、緑に近い色はすべて「青」で表現していました。
そのため古来より使われている言葉「青梅・青菜・青のり・青葉・青虫」は実際は緑色でも青と表現されていました。
平安時代~鎌倉時代に移るころ、「瑞々しさ」を表す意味で「みどり」が使われるようになりました。
それが「新芽」の色を表すようになり、新芽の色すなわち「緑」という色の表現がうまれたのです。
そのため今も名残が色濃く残っているというわけです。
緑色以外にも紫や灰色やくすんだ色も青と表現していたそうです。
寒くて唇が紫色になることを「唇が青い」
顔が真っ白にくすんだ色になることも「青ざめる」
といいますよね。
世界中の信号の色は?
海外映画やアニメを観ると「緑・黄色・赤」の3色だと記憶しています。
ISO(国際標準化機構)が決めた国際的なルールなんだそう。
色を決めたのはCIE(国際照明委員会)で、「赤・緑・黄色・白・青」の5色です。
このうち波長が長い「赤・黄色・緑」が信号の色に指定されました。
波長とは、空気中の水の粒・塵にぶつかっても遠くまで光が届く長さのことです。
まとめ
現在の交通法では「緑信号」から「青信号」に訂正され法律上でも「青信号」で統一されているそうです。
私(アラフォー)が小さいときは、もっと緑色が近かったと記憶しています。最近の信号は「青緑」に近い色ですよね♪
日本では色弱な方にわかりやすいように、少しずつ青みかかった色に変化しているそうですよ。
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「コレ!よく聞かれるから覚えておいた方がいいですよぉ~」
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