中学生の修学旅行にお小遣いをいくら持たせるか問題…それって小学生や高校生よりも難しいってご存じでしたか?
小学生のお小遣いは割と少額傾向ですし、先生の管理も厳しい。高校生ともなるとある程度お金の使い方もわかってきています。
その狭間にいる中学生はしっかりしているようでしていない(笑)
思春期と反抗期の真っただ中で親の予想のナナメ上をいく生物…それが中学生です。
修学旅行で「アッチャー!」なんてことにならないように、お小遣いの相場や内訳、注意点などをここで徹底チェックしておきましょう。
修学旅行のお小遣いって中学生の相場はいくら?
ある情報サイトの調査によると、中学の修学旅行のお小遣いついて約半数の人が5000円~1万円だと回答しています。
1万円以上が約3割となっているので、大体相場としては5000円から1万円前後といったところでしょう。
とはいえここはご家庭によって事情が変わってくるのでは?普段渡しているお小遣いや家庭の経済状況は実にさまざま…パートで汗水たらしたお金の中から1万円も!と目をむくママもいれば、今のご時世ならそれ位妥当じゃない?というママも。
修学旅行のお小遣いって何に使うの?
ママが一生懸命働いたり倹約して渡したお小遣い。
修学旅行中、いったい何に使われるのでしょう?主に使うのが班行動中のバスや電車代、飲食店での食事代、飲み物代、施設の利用代、お土産代などです。
ですのでグループごとに使う用途や金額が変わってきます。
例えばうちの息子は京都に修学旅行に行きましたが、班行動では、街散策、雑誌に載っている人気カフェ、いちご大福作り体験、京都っぽい食事処を巡ったそうです。
京都ですから食事も京都価格。にしんそばが1杯千円以上して、近所のそば屋的な感覚で入ったらエラいことに(笑)
観光地は想像以上にお金がかかるようで、某人気カフェの金箔抹茶パフェは我慢したそうです(悲)
食いしん坊の息子のグループとは違い、お寺や美術館などを観光した班もありました。
そうすると拝観料や入館料も必要になってきます。お子さんの班がどこをまわるのか事前に聞いておくと、大体いくら位必要なのかが見えてきますよ。
またお土産代も以外とかかるんです。息子の同級生は、何を思ったかお土産に立派な木刀を購入。結構なお値段の上に、先生方から危険物とみなされ即没収されたそう…これが中学生のナナメ上行動の実態なんです!
こんなトホホなことが起こらないように、親子で何にどれ位使うか事前に話し合っておいた方がよさそうですよ。
修学旅行のお小遣いを多めに渡す親もいる?それって必要?
それは緊急事態にそなえた予備費として多めに渡しているとのこと。確かにわかっているようでわかっていない中学生、リスクに備えておくのもいいかもしれません。
因みに息子のクラスの生徒さん、もう一つやらかしてます。
班行動の最中、目的地とは全く違う電車に乗ってはるか遠くまでいってしまったグループがあったんです。集合時間に大幅に遅れ、先生の雷がドッカーン!そういった時のためにも予備費があると親御さんとしては安心ですよね。
ただ敢えて持たせないというお声もあります。持たせないことで計画的にお金を使う姿勢を養ったり、緊急時に大人に相談するといった対応力を育てるというねらいがあるようで
どちらのご意見も一理あるので、ここはお子さんとの話し合いが必要ですね。
修学旅行のお小遣いの金額は行き先によって変わってくる!?
修学旅行は行先によって必要なお小遣いが変わってきます。実はここが大事なポイント。
大きな注意点となりますので、まずは行き先を説明会やしおりなどでしっかり確認しておきましょう。
例えば田舎のファームステイなどですと、あまりお金を使う場面がなく、お土産代さえあればよし、というのが実情のようです。
それとは真逆の、ネズミさんがトレードマークのアミューズメントパークなどは食べ歩きやお土産代もわりといいお値段。ちょっぴり上乗せした金額を持っていった方がより楽しめますよ。
その場にふさわしい金額をどれくらい用意するか?そういったこともお子さんの金銭感覚を育てるいいチャンス。そしてお小遣いアップのためにはお子さんの交渉術も試されます。
将来の自立にむけて、修学旅行のお小遣い設定を練習の場にしてみるのもよいですよ。
修学旅行のお小遣いって中学生はいくら持たせる?まとめ
中学生の修学旅行のお小遣いについて、相場や内訳、注意点などをご紹介しましたがいかがだったでしょうか?修学旅行のお小遣いを通して、お金を計画的に使う練習をする良い機会になるといいですね。
・中学生の修学旅行のお小遣いの相場は5000円から1万円位
・お小遣いの内訳は、班行動の交通費、飲食代、観光料など
・お小遣いにプラス緊急事態のための予備費を持たせる方も
・お小遣い額は行き先も加味して検討
うちの子はこんな場面でこんな風に使いそう…なんて想像しながらお小遣い額を検討しましょう。
そして一番大事なのが、子どもが笑顔でいい思い出を持ってかえってきてくれること。お小遣いは有限ですが、思い出はプライスレス。そんな旅行になるように親子で話し合ってみて下さいね。