日本の伝統的なお菓子の中に、和菓子という文化があります。
ケーキやクッキーなどの洋菓子も美味しいですが、和菓子は見た目も美しく、日本人の心を感じるオシャレなお菓子ですね。
和菓子の歴史は日本の現在のお菓子文化や和食文化にも大きな影響を与えてきました。
自主学習のテーマとして身近なオヤツである和菓子の歴史を調べることは、子供の興味や関心を引き出しながら学校の社会の勉強にも役に立つため非常におすすめです!
今回は【自主学習ネタ】として、和菓子の歴史についてご紹介したいと思います♪
和菓子ってどんなお菓子?
和菓子とは日本で生まれた伝統的なお菓子のことを言います。
お饅頭や羊羹など小豆を使ったお菓子や、お煎餅などお米を使ったお菓子が和菓子に含まれます。
基本的には油などを使わずに加工している物が多いですね。
おやつとして食べる以外に、祭りごとや神棚などにお供え物としても使われます。
四季がはっきりしている日本ならではの文化が反映され、和菓子も春夏秋冬で見た目も鮮やかで美しさにこだわって作られています。
最初の和菓子はどんなお菓子だったの?
現在は一般家庭でも気軽に使われている砂糖ですが、昔はとても貴重な物でした。
甘いお菓子を食べるという習慣もなく、最も古い和菓子は鎌倉時代に豆で作った甘くない餡を入れたお饅頭だったという記録が残っています。
甘い和菓子が作られるようになったのはいつ頃から?
砂糖などの甘味料を使った和菓子が作られるようになったのは、室町時代だと言われています。
室町時代に外国からカステラなどの洋菓子が伝わったこと、さらに江戸時代には砂糖の輸入量が増加したことにより、和菓子も嗜好品として甘さを加えた物が作られるようになりました。
明治時代には洋菓子と和菓子をミックスさせたお菓子も登場しています。
和菓子は見た目も美しい♪
和菓子はお饅頭や羊羹などのシンプルな見た目の物も多いですが、練りきりや水菓子などは特に見た目の美しさにもこだわって作られています。
花の模様が美しい和菓子や、まるで水槽の中に魚が泳いでいるような和菓子は、食べてしまうのが勿体ないほどですね。
和菓子の歴史 まとめ
普段なにげなく目にしている和菓子ですが、実はとても長い歴史を持つ伝統的なお菓子だということが分かりました。
和菓子を食べながら、ぜひ自主学習の一環でその歴史について思いを馳せてみてください。