小学生になると自分で考えたテーマをノートにまとめる自主学習などが始まりますね。
毎回のネタ探しに困っているママと子供たちのために、今回は宇宙の神秘の1つである「月食と日食」をテーマにした内容をご紹介します。
日食や月食については必ず理科の授業で学ぶテーマなので、まだ習っていない子は予習にも役立ちますよ。
月食とは?
まず「月食」について、おさらいしましょう。月食とは太陽と月の間に地球が来た時に、地球の影が月にかかって欠けたように一部分が暗く見える現象のことを言います。
月食は月が蝕まれている(むしばまれている)と書いて月蝕と呼ぶこともあります。
月食は条件さえ合えば月が見える地域ならどこでも観測可能です。
日食とは?
次に「日食」についてです。日食は太陽、地球、月が直線状に並ぶことで、太陽が月の影に隠れて欠けて見える状態を言います。
一部分だけでなく、完全に太陽が隠されて昼間なのに暗くなってしまうこともあります。
これを皆既日食と言います。
また月が太陽の大部分を隠してしまい、太陽が輪のように見える現象を金環日食と言います。
日食も日蝕と表すことも多いですね。日食は条件が合った限られた地域でしか見ることができません。
日食と月食はどれぐらいの頻度で起こるの?
テレビや新聞で話題になることも多い日食と月食ですが、起こる頻度はその年によって違います。
月食はおよそ1年に2回程度、日食はおよそ1年に2回~5回程度起こります。
日食の方が月食よりも起こる頻度は多いということも覚えておきましょう!
日食と月食の違いをまとめると?
- 月食と日食の違いは、
- 月食は月が欠けて見えること
- 日食は太陽が欠けて見えること
- 月食が起こるのは地球の影が月にかかるため
- 日食が起こるのは太陽が月の影に隠されてしまうため
- 月食は月が見える場所ならどこでも観測可能
- 日食は条件が合った場所でしか観測できない
よく似た現象に見えますが、先ほどご紹介した通り、それぞれの現象が起こる仕組みは全く違います。覚える時は、何が原因で月や太陽が隠れてしまうのかをしっかり理解しておくことが大切ですね。
【自主学習ネタ】月食・日食の仕組み まとめ
小学生になると宇宙に興味を持つ子も多いです。
宇宙の不思議な話は1つ知ると、次から次へと興味がわいてくると思います。
自主学習にも役立ちますので、ぜひママからも上手に好奇心を引き出してあげてください。